オーストラリアの配車アプリ完全ガイド UberとDiDi比較・空港からの行き方・ドライバーとして働く方法まで
- 2025年06月10日
- 留学ガイド
オーストラリアに着いた初日、大きなスーツケースを抱えて「空港からホームステイまでどうやって行けばいい?」と困った経験がある人は多いはず。電車のルートを調べる余裕もなく、タクシーは英語が不安で料金も心配…そんなときに頼りになるのが配車アプリです。
オーストラリアでは配車アプリが完全に生活インフラの一部になっており、ローカルの人たちも日常的に使っています。この記事では、2026年最新情報をもとに、UberとDiDiの徹底比較から、空港から目的地への行き方、公共交通機関との使い分け、さらにワーホリでドライバーとして収入を得る方法まで、幅広く解説します。
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配車アプリ vs タクシー vs 公共交通機関:どれを選ぶ?
まず大前提として、オーストラリアでの移動手段は大きく3つに分かれます。
| 配車アプリ(Uber/DiDi) | タクシー | 公共交通機関 | |
|---|---|---|---|
| 料金 | 中程度(タクシーより安め) | 最も高い | 最も安い |
| 利便性 | アプリで完結・英語不要 | 流しで捕まえる | 乗り換えあり・荷物が多いと大変 |
| 英語力 | 不要 | 必要 | 最小限でOK |
| 深夜 | 使える(料金高め) | 使える | 本数が減る |
| 荷物が多い時 | 最適 | 最適 | 不向き |
| 毎日の通学 | コストが高い | 論外 | 最適 |
| 基本的な使い分けはシンプルです。空港・深夜・荷物が多い時・初日の移動は配車アプリ、毎日の通学・買い物などの日常移動は公共交通機関が向いています。タクシーを積極的に選ぶ理由はほぼありません。 | |||
Uber vs DiDi 徹底比較
オーストラリアで使われている配車アプリはいくつかありますが、シェアの大半を占めるのがUberとDiDiの2強です。
基本スペック比較
| Uber | DiDi | |
|---|---|---|
| 対応都市 | オーストラリアほぼ全域 | 主要都市(シドニー・メルボルン・ブリスベン・パース・ゴールドコースト・ケアンズ等) |
| 事前予約 | 90日前から可能 | 不可(当日のみ) |
| 支払い | クレジット・デビット・PayPal・Google Pay・Uber Gift Card | クレジット・デビット・PayPal |
| 割引クーポン | あり | 豊富(Uberより割引が多い傾向) |
| 料金水準 | タクシーより安め | Uberより安いことが多い |
| ドライバーの評価 | 5段階評価あり | 5段階評価あり |
| 空港対応 | フライト遅延に合わせて時間を自動調整 | 当日のみ・空港での待機あり |
| 郊外・地方 | 強い | 都市部が中心 |
こんな場合はどちらを選ぶ?
| Uberが向いている | 地方都市・郊外への移動/空港でフライト遅延が心配な場合(自動時間調整機能)/事前予約したい場合 |
| DiDiが向いている | 都市部での日常的な移動/少しでもコストを抑えたい場合/クーポンを積極的に使いたい場合 |
料金はどちらが安い?
一般的にDiDiの方がUberより5〜15%程度安いことが多いです。ただし時間帯・混雑状況・都市によって変動するため、両方のアプリをインストールしておいてその都度料金を比較して選ぶのが最もコスパの良い方法です。
深夜や繁忙時間帯は「サージプライシング(surge pricing)」と呼ばれる料金上乗せが発生します。シドニーの深夜に中心部から郊外まで乗ると、通常の2〜3倍の料金になることもあるため、急がない場合は少し待つか電車を選ぶのが賢明です。
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空港からホームステイ・語学学校への行き方【都市別】
渡航初日は荷物も多く、土地勘もない状態です。都市ごとの空港アクセスを事前に把握しておくと安心です。ホームステイの費用や手配については滞在先比較ガイドもあわせてご覧ください。
シドニー(シドニー国際空港/Kingsford Smith Airport)
配車アプリを使う場合
国際線ターミナルの到着ロビー(Level 1)を出て専用のピックアップゾーンへ向かいます。Uberの場合は空港のサインに従い「Rideshare Pickup」の表示がある場所でアプリを開いて配車します。DiDiも同様です。
シドニーCBDまでの目安:Uber/DiDiで$40〜60程度・約20〜30分
電車を使う場合(最安)
空港直下のAirport Linkステーション(T1またはT2/T3)から市内中心部(Central駅)まで約13分。Opalカードまたはコンタクトレス決済で乗車できますが、空港駅利用には通常運賃に加えて「Station Access Fee(駅利用料)」が加算されます。2026年6月時点でシドニーCBD区間はオフピーク片道$21.64程度、ピーク時は$22.94程度が目安です(Opal/コンタクトレス利用時。券売機での単券購入はさらに割高)。
ホームステイへのアクセス
ホームステイの住所がわかっていれば、配車アプリに直接入力して行けます。電車で行く場合は、ホームステイのエリアの最寄り駅を調べてOpalカードで乗り換えましょう。
メルボルン(メルボルン国際空港/Tullamarine Airport)
配車アプリを使う場合
国際線到着ロビーを出て「Ground Transport」の表示に従い、配車アプリのピックアップゾーンへ。DiDi・Uberともに対応しています。
メルボルンCBDまでの目安:Uber/DiDiで$35〜55程度・約25〜40分(渋滞による)
注意:空港直結の鉄道はまだない
メルボルン空港には現在鉄道が通っていません。空港鉄道(Melbourne Airport Rail)は2026年に建設が始まったばかりで、全線開通は2033年ごろの見込みです。当面はSkyBus(空港バス)がCBDまで定期運行しており、片道$22〜24程度。荷物が多い初日は配車アプリの方が楽です。
ブリスベン(ブリスベン空港/Brisbane Airport)
配車アプリを使う場合
国際線ターミナルの到着ロビーを出て専用ピックアップゾーンへ。
ブリスベンCBDまでの目安:Uber/DiDiで$35〜50程度・約25分
電車を使う場合
エアトレイン(Airtrain)がブリスベン空港とCBDを結んでいます。約20分・片道$17〜23程度(2026年6月時点。事前オンライン予約で15%割引などの特典あり)。Goカード(ブリスベンの交通系ICカード)は空港駅では使えないため、事前予約または当日の紙チケット・タッチ決済で購入する必要があります。
ゴールドコースト(ゴールドコースト空港/Gold Coast Airport)
配車アプリを使う場合
比較的小さな空港のため、ピックアップはターミナル出口付近で行います。DiDiも対応しているのでコスパが良いです。
サーファーズパラダイスまでの目安:Uber/DiDiで$25〜40程度・約20〜30分
電車を使う場合
空港から電車は出ていません。バスまたはトランジットリンクを使う場合はGoカードが必要です。ゴールドコーストはトラム(G:link)が市内を走っているため、最寄りのトラム停まで行けば市内移動は便利です。
パース(パース空港/Perth Airport)
配車アプリを使う場合
T3/T4(国際線)到着後、専用ピックアップゾーンへ。
パースCBDまでの目安:Uber/DiDiで$35〜55程度・約20〜30分
電車を使う場合
空港ターミナルと鉄道駅はシャトルバスで接続。Airport Central駅からパースCBDのElizabeth Quay駅まで電車で約20分。Smartriderカード(パースの交通系ICカード)を使うと割引があります。
都市別アクセスまとめ
| 都市 | 空港→CBD 配車アプリ目安 | 電車の有無 | 電車の所要時間目安 |
|---|---|---|---|
| シドニー | $40〜60・約20〜30分 | あり(Airport Link) | 約13分 |
| メルボルン | $35〜55・約25〜40分 | なし(SkyBus利用、全通は2033年頃予定) | — |
| ブリスベン | $35〜50・約25分 | あり(Airtrain) | 約20分 |
| ゴールドコースト | $25〜40・約20〜30分 | なし | — |
| パース | $35〜55・約20〜30分 | あり(シャトル経由) | 約20分 |
配車アプリの使い方:ステップ別解説
初めて使う方向けに、Uberを例に基本的な流れを説明します。DiDiもほぼ同じ手順です。
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ① | アプリをインストール・登録:日本出発前にインストールしておくのが理想。クレジットまたはデビットカードを登録すれば現地到着後すぐに使える |
| ② | 現在地と目的地を入力:現在地は自動取得される。目的地をテキストで入力(日本語でも認識されることが多い)し、候補から選択する |
| ③ | 車種・料金を確認して配車リクエスト:UberXが最も安いスタンダードな選択肢。料金と到着予定時間を確認してから「リクエスト」をタップする |
| ④ | ドライバーを待つ:ドライバーの名前・車種・ナンバープレート・到着予定時間が表示される。ナンバープレートを確認してから乗車する |
| ⑤ | 乗車・目的地まで移動:目的地はアプリ上で共有されているため、会話は最小限でOK。「Hi」「Thanks」だけで十分 |
| ⑥ | 支払いは自動・評価する:降車後、登録カードから自動決済。その後ドライバーへの評価(1〜5つ星)を求められる |
ドライバーとして働くことはできる?【ワーホリ・留学生向け】
「Uberのドライバーとして働いてみたい」という声をよく聞きます。結論から言うと、働くことは可能ですが、いくつかの条件があります。
Uber・DiDiドライバーになるための条件
| 年齢 | 全国的な最低年齢は20歳。ただしNSW・VIC・TAS州では21歳以上が必要(州により異なる) |
| ビザ | 就労が認められているビザが必要(ワーホリビザ・学生ビザの就労許可範囲内) |
| 運転免許 | オーストラリア各州の免許、またはIDP(国際運転免許証)+日本の免許の組み合わせ(州により条件が異なる) |
| 車両 | 自分の車が必要(一定年式以内・4ドア・定員5名以上などの条件あり) |
| ABN・GST登録 | 個人事業主として、Australian Business Number(ABN)の取得と、GST登録が必須。通常の個人事業主に適用される「年間売上$75,000以上でGST登録」という免除枠がなく、配車サービスのドライバーは収入初日からGST登録が必要 |
| バックグラウンドチェック | 犯罪歴チェックのクリアが必要 |
実態と注意点
自分の車を持っていない場合は基本的に難しいです。レンタカーでの営業は規約上認められていないケースがほとんどです。
収入面では時給換算で$20〜35程度と言われていますが、ガソリン代・保険・車両の維持費・ABN登録後のGST申告などのコストも考慮する必要があります。また、学生ビザの場合は就労時間の上限内に収める必要があります。
ワーホリで車を持っており、英語の練習も兼ねて短期間試してみるというのは現実的な選択肢ではありますが、長期的なメインの仕事にするには車両維持費やABN・GST手続きなどの課題が多いというのが実情です。
配車アプリを使う際の注意点
| ピックアップ場所の確認 | 空港や大型施設では複数のピックアップゾーンがあり、間違った場所で待つとドライバーとすれ違ってしまう。アプリ上の地図でドライバーの現在地と自分の位置を確認しながら待つ |
| ナンバープレートの確認 | 乗車前に、アプリに表示されているナンバープレートと実際の車のナンバープレートが一致しているか必ず確認する。見知らぬ人の車に乗ってしまうリスクを避けるための重要な習慣 |
| 深夜のサージプライシング | 金曜・土曜の深夜は料金が通常の2〜3倍になることがある。急がない場合は少し時間を置いてから再度確認すると料金が下がることがある |
| 現金は使えない | すべてアプリ内のカード決済。クレジットカードまたはデビットカードの登録が必須 |
緊急時の対応や現地でのトラブル防止については「もしも」の時に自分の身を守るには?犯罪・事故・災害対応ガイドもあわせてご確認ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 日本語で目的地を入力できますか?
A. 英語表記の方が確実です。
Uberは日本語の住所でも認識されることが多いですが、英語の住所で入力する方が確実です。Google Mapsで目的地を検索してからコピーするのが一番スムーズです。
Q. チップは必要ですか?
A. 必須ではありません。
アプリ上でチップを追加するオプションが出ますが、スキップしても問題ありません。良いサービスだった場合は気持ちとして渡すのも良いです。
Q. 荷物が多くても乗れますか?
A. 大型車オプションを選べば対応可能です。
UberXLやUberSUVなど大型車オプションを選べば、大きなスーツケース複数でも対応可能です。通常のUberXでもトランクに入れば問題ありません。
Q. 支払いはどのカードでもできますか?
A. VISA・Mastercard対応のカードなら基本的に使えます。
VISAまたはMastercard対応のクレジットカード・デビットカードであれば基本的に使えます。Wiseカードも問題なく使えます。
Q. ドライバーと話さないといけませんか?
A. 必要ありません。
「Hi」と乗り込んで、降りる際に「Thanks」と言えば十分です。ドライバーもアプリで目的地を把握しているため、何も言わなくても連れて行ってくれます。
Q. キャンセルはできますか?
A. 一定時間内であれば無料です。
配車リクエスト後、一定時間内であれば無料でキャンセルできます。ドライバーが近くに来てからキャンセルするとキャンセル料が発生することがあります。
アイエス留学のサポート
アイエス留学は、30年以上・30,000人以上の留学生をサポートしてきました。2025年7月からは、オーストラリア政府登録の日本人移民代理人(MARN)による日本語でのビザ相談も始めています。これまで培った経験と専門知識を活かし、失敗しない学校・コース選びから、戦略的なビザ申請まで一人ひとりに合わせたサポートをご提供します。
- プロによる専門サポート: MARN保持者が最新のビザ情報や制度変更に迅速対応。
- 確かなプランニング: 物価高や学費の変化を踏まえ、無理のない計画を提案。
- オーダーメイドのアドバイス: 過去の失敗事例も踏まえ、戦略的なビザ申請をサポート。

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